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今月の言葉
虚心坦懐
 
 

2017年4月―桜とともに、
春を一番感じることができるこの時期は、
新しい何かが始まる期待と
少しの不安が錯綜する、
“序章”のような季節。

皆さんには、どんな“始まり”が訪れましたか?
私の4月は新社会人と共に歩むひと月です。
今年も200名を超える新入社員との出会いがありました。

凛とした緊張感、まっすぐな眼差し、
大きな声の挨拶、懸命にメモ取り学ぼうとする姿勢…。 

毎年の光景ですが、清々しさと一歩踏み出そうとする
熱が伝わってきて、
「初心、原点を忘れていないか?」
「清々しく、熱を持って活動できているか?」
… そんな問いが自分に向けられます。

今年私が出会った新人たちは、
「素直に受け留め、
積極的に自分の言動を修正していく力が高い」という印象です。

こちらが発信することを真っ直ぐに、
まずはニュートラルに受容しようとするスタンスが強いと
感じられるのです。

この表現だと「単に受身なだけ」のようなイメージを
持たれてしまいそうですが、
決してそうではなく、

気づきや学びを更に深めて、
自分たちで言動をより良く改善していこうと
工夫する方が多いのです。

成長の可能性を強く感じる人たちに
たくさん出会えて、
私も元気、刺激、勇気をいっぱいもらうことができました!

「私自身も、もっとプラスの温かなエネルギーを与えられる存在になろう」
そんな想いを更に強めた2017年4月でした。

そんな2017年4月のキーワードは、
多くの気づきと学びを得るために深めたい言葉、
『虚心坦懐(きょしんたんかい)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「虚心坦懐」―心にわだかまりがなく、
素直に、平静に事に望むこと。そうしたさま。

「虚心」は心に先入観やわだかまりがなく、
ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。

「坦懐」はわだかまりがなく、
さっぱりとした心。平静な心境。

自分の価値観や信念にこだわって
毎日を過ごすことは、
素敵なことではあるけれど、

その“軸”が異なるモノの見方や考え方を
即座に否定・攻撃してしまわないように注意したい。

異見・異端を受容できる、懐の深さを持ちたい。
異なる価値観や考え方との出会いは、
あなたへの大切なメッセージ。

それはあなたの“軸”を攻撃するものではなく、
むしろより深みや輝きをプラスしてくれるものかもしれない。

多様性の時代だからこそ、「虚心坦懐」を心がけたい』

様々な人・モノ・コトから
多くの気づきや学びを感じ取れる
スポンジのような心、養いたいですね。

毎年、延べ2,500人以上の方と
研修やコンサルの現場でお会いするのですが、
全員が 「自ら気づきや学びを活かして成長(自己変革)し、
やりたいことの実現に向かっていく」という状態にはならず、

残念ながら「学びを活かせず、現状を変えることができず、
悶々とした状態に陥ってしまう」方も
少なくないのが実態です。

その違いを生み出している大きな要因の一つが、

知っている・分かっているという
自分をリセットして
素直に学ぼうとする態度であるか否か
にあると感じます。

成長する人は、挨拶・PDCA・傾聴といった
一見当たり前のことであっても、
自身の普段の立ち居振る舞いを
真剣に見直してみる、

より高いレベルでの実践ができないかを考える、
その本質について深める…といったアプローチで
まずは素直に向き合っているのです。

自分を変えることができない人の多くは、
そんなことは分かっている、
理想と現実は違う、
私はそうは思わない…といった考え方が先立ってしまい、
表面的な学びに留まってしまっているように感じます。

自分の考え方や価値観にこだわりすぎず、
まずは物事と素直(ありのままでまっすぐに)に向き合うこと
―それが深い気づきと真の成長につながるのかもしれませんね。

『逆境であれ、順境であれ、
その与えられた境涯に素直に生きることである。


素直な心というものは、
だれに対しても何事に対しても
耳を傾ける心である。


素直な心というものは、
すべてに対して学ぶ心で接し、
そこから何らかの教えを

得ようとする謙虚さを持った心である。

素直な心というものは、
よいものはよいものと認識し、
価値あるものはその価値を

正しく認めることのできる心である。

素直な心が働いたならば、
なすべきことを正しく知り、
それを勇気をもって行なう、

という姿が生まれるようになる』
― 松下幸之助(日本・経営者、Panasonic創業者)

「虚心坦懐」―
先入観や囚われから開放され、
ありのままを素直に受け入れる勇気を持ちたい。

すべてから深い気づきと学びを
得ることができる感性を磨きたい。

異論、異端、異質、異例―その違いの中にこそ、
多くの学びがあるはずだ。

これまでとは違う、
新たなアプローチで進めるからこそ、
結果も変化するのだから。

“何か違う”という感覚と出会ったなら、
“成長に向けたチャンス”が訪れたと捉えてみよう。

“虚心坦懐”の心がけによって、
想像を遥かに超える可能性が眼前に広がるかもしれない。

 
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