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今月の言葉
切磋琢磨
 
 

2017年10月―秋真っ盛り。
五感の感度が他の季節より少し高まって、
見聞き体験することが色濃く感じられる、そんな感覚になります。

皆さんはどんなワクワク、充実感ある体験をしていますか?

私の10月・11月は、秋の研修ラッシュシーズン。
週に4日以上研修が入ることも多く、
充実しつつもあっという間に過ぎ去ってしまう2ヶ月…というのが毎年のパターンです。

ところが今年は、例年よりもワクワク感と充実感が増す仕事ができた10月でした。

それは、私が尊敬する友人たちと一緒に
研修ファシリテーションを協演する機会に恵まれたからです。

普段の私は、一人でファシリテーションを務めることが殆ど。
企画準備段階で協力することはあっても、
現場でライブ協演する機会は様々な事情でめったにありません。

今年はその機会に恵まれたのです!
知見の高い尊敬するメンバーとの仕事は、
研修参加メンバーにとっては勿論のこと、
私にとっても本当に刺激とワクワク感があり、
多くの学びと気づきを与えてくれました。

伝える視点やシナリオ、引用する事例やセオリー、
ファシリテーションスタイル、
その違いによって同じテーマでも異なる気づきが生まれます。

改めて、現場で協働することの素晴らしさと躍動を実感しました。   
これからは意図的にこのような機会を増やしていこう、
という想いを強くした2017年10月でした。

さて、そんな2017年10月のキーワードは、
自分の成長に向けてプラスしたい言葉、
『切磋琢磨(せっさたくま)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「切磋琢磨」―学問、技芸、道徳などをみがき上げることのたとえ。
また、志を同じくする仲間同士が励まし合い、
競い合って向上することを意味する。

中国最古の詩篇 「詩経」の“切するが如く磋するが如く、
琢するが如く磨するが如く”が語源。

切磋の「切」は骨や象牙を切ること、
「磋」はそれらを磨くこと。

琢磨の「琢」は玉や石を打ち叩くこと、
「磨」は磨くこと。

素材・素質は磨かれることでその輝きを増す。
一人で己を磨くことも大切なことではあるけれど、
人やコトとの関わり、
相互研鑽の中で磨かれる体験もまた素晴らしい。

私たちが成長実感を得られたり、
自己革新を成し得た体験を思い出せば、
それは素晴らしい人やコトとのめぐり逢い、

切磋琢磨の経験が多いのではないだろうか。
自己研鑽と切磋琢磨の両輪で、
より深みと輝きの増した自分に会いに行こう』

皆さんには切磋琢磨できる友人はいるでしょうか?
最近、どんな切磋琢磨がありましたか?

11月1日の日本経済新聞の一面に

「瀬戸際の技術立国」という見出しの記事が掲載されました。
基礎研究力・応用開発力・稼ぐ力・陳代謝力の4つの視点で
10年前と今の状態を他の先進諸国と比較したデータが載っており、
日本は全ての項目の成長率が最下位というものでした。

記事のデータはオリジナルの為、鵜呑みにはできないものの、
肌感覚でもグローバルにおける日本の技術力や革新性は
相対的に低下していることは間違いないと感じます。

そして、この状況の原因の一つは、
今回のテーマである「切磋琢磨」の機会、
質の減少にあるではないかと思うのです。

内向きなモノの見方や考え方、
そこそこで問題なしという現状維持志向、
低い次元での中途半端なワーク・ライフバランス、
感動やワクワク感の減少…
これではどんなに素晴らしい潜在能力があっても磨かれず、
個人の成長も、より良い未来を創ることも難しくなってしまいます。

(私自身もそうなのですが)いつの間にやら現状満足、
自分で勝手に自分の限界を決めてしまう…とならないよう、
意識して他者との相互研鑽や異なる体験の機会を創っていきましょう!

『どんな賢人でも、その人ひとりの知恵には限りがあって、だから自分の知恵、
才覚だけで事を運べば、考えがかたくなになる。視野が狭くなる』
― 松下幸之助(日本・経営者、Panasonic創業者)

『好奇心に目覚め、経験を積み、
感覚を磨いていけばいくほど、
それまで知らなかった事柄と直面するようになる。
心を開いて未知のものに向き合うことが、

秘められたあなたの創造力を解き放つ最も効果的なやり方だ』
― マイケル・ゲルブ(アメリカ・作家、能力開発研究者)

「切磋琢磨」―
人は誰しも素晴らしい能力、素質を必ず持っている。
それを見つけ、磨いていくことこそ、
私たちが求める成長のありたい姿。

自分の内面と向き合い、
一人でコツコツと研鑽し続けることは本当に素晴らしい。

しかし、時には他者と協働や競争する、
異なる環境に飛び込み未知の体験をする、

そんな“切磋琢磨する機会”からの学びや気づき、
成長も大切にしたい。

好敵手(ライバル)の存在は、
仕事の質やスピードを一人の時より高めてくれる。

異なる価値観や考え方との交わりは、
あなたの強みを際立たせ、新しいアイデアを導いてくれる。
切磋琢磨の経験は、
あなたが想像する以上の成長と成果をもたらしてくれるだろう。

   
 
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