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アクティブプラス株式会社
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今月の言葉
素直に生きる
 
 

振返れば激動の年であった2011年も残すところ1月半となりました。
日本では3月11日の東日本大震災や台風による災害が多発、
世界でもニュージーランドの大地震や
タイの大洪水など大災害が数多くおきています。

そして、経済面でもユーロ圏の政治・社会不安の拡大と
歴史的な円高の進行など、先行きが不透明な状況が続いています。
ややもすると漠然とした不安感と焦燥感にとらわれてしまいそうですが、
こういう状況のときこそ、
自分自身の軸(本当に大切にしたいもの)や
より良い成長に向けて変化すべきポイントがより明確になる時期であるとも言えます。
しっかりと見つめていきたいものです。

さて、そのような想いを込め、今月は、
『素直にいきる』
という言葉をお送りしたいと思います。 
 
―「素直」とは、飾り気なくありのままに、自分の心や物事とまっすぐに向き合うこと。

“気負わない、ありのままの心で自分や物事と向き合い、本質を求めていく姿勢”
が自分にとっても、周囲にとっても、そして社会にとっても非常に重要である。
そして、それこそが「真の勇気」ではないだろうか。

「素直になりましょう」…皆さんも一度は言われた(若しくは諭した)ことが
あるのではないでしょうか。
当たり前すぎて、「それは大事だよね」と軽く流してしまいそうなフレーズですが、
その実践は非常に難しいと感じます。本当に深い内容です。

私も常日頃から、「素直に真っ直ぐに自分や物事と向き合いたい」とは思っているものの、
様々な場面でできていないと反省することばかりです。

例えば、
コンサルティングや研修をしている場面で、顧客(受講生)から
「現実にはそうはうまくいかない」「そう思わない」といったネガティブな反応が返ってきた際、
売り言葉に買い言葉的に即反論をしてしまったり、
友人から「石月さんは前向きに頑張っていて、素敵ですね!」とプラスのフィードバックを
いただいた場面で、心の中では嬉しいくせに、即座に「いやいや、全然そうでもないですよ!」と返してしまったり…、などです。

往々にしてこのような反応は、結果としてプラスに働くことはありません。
否定的な反応をした顧客は
「自分の気持ちを分かって欲しい、
不明な部分があるので明らかにして欲しい」というメッセージを
発信しているのに即反論(否定)され、
プラスのフィードバックをした友人は、
そのフィードバックを受け入れてもらえずに、
即流されて(否定されて)しまっているのですから。

 

真っ直ぐに相手や物事に向き合い、素直に受け止めることができず、
自分の「小我」にとらわれて攻撃的反応をしてしまったり、
表面的にへりくだることが「謙虚な姿勢」と勘違いして、
相手の好意を踏みにじってしまう…、
これは結局、自分の中にまだまだ「心の弱さ」があるということなのでしょう。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。
逆境、順境そのいずれも問わぬ。
それは、そのときのその人に与えられた一つの運命である。
ただその境涯に素直に生きるがよい。
素直さは人を強く、正しく、聡明にする。
逆境に素直に生き抜いた人、順境に素直に伸びてきた人、
その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
お互いに、とらわれることなく、甘えることなく、
素直にその境涯に生きてゆきたいものである。

―松下幸之助 『道をひらく』〜素直にいきる より

 

みなさんは、本当の意味で「素直」に
自分と、相手と、物事と向き合えていますか?

何か理由をつけて「本当に大切なもの(本質)」をないがしろ、後回しにしていませんか?

ありのままの自分を認めてあげていますか?

眼前に広がる深い霧を自ら晴らし、
より充実した人生としていくために、
「ありのままを見つめ、すぐ行動に移せる素直さ」を、共に身につけて参りましょう!

 

 
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   松下幸之助:素直な心の10カ条


   

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