アクティブプラス株式会社



	2017年5月―最高気温が25度を超える日が急に多くなってきたり、一日で気温差が10度もある日があったりと体調管理が難しい近頃ですが、皆さま、元気で毎日をお過ごしでしょうか？ 5月26日の日経ニュースで、アメリカの調査会社の老舗・ギャラップ社のエンゲージメント(仕事への熱意度などの認識)調査の結果が報じられました。結構話題になったのでご存知の方も多いかもしれませんが、その結果は以下のようなインパクトが強い内容でした。日本は「熱意あふれる社員」の割合が６％と非常に低い（米国は32％）調査した139カ国中132位と最下位クラスだった企業内に諸問題を生む「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24％「やる気のない社員」は70％に達した調査項目の詳細が不明であることや、日本人の気質や企業風土などを鑑みると数値をダイレクトに受け取ることはできませんが、あまりに低い結果に衝撃を受けました。これだけ低いモチベーションの状況では日本経済の成長・発展が停滞していることも頷けます。逆を言えば、モチベーション向上の“伸びしろ”が大きいとも捉えられるので、飛躍する可能性も高い、チャンスなのかもしれません。「個と組織のマインドセット、行動変革を通じて仕事と人生への“熱”を高めていくこと」 ―私のメインミッションです。この状況をチャンスと捉え、前進スピードを更に加速していきたいと思います！さて、2017年5月のキーワードは、心のチカラを高めるために意識したい言葉、 *『大丈夫とありがとう（だいじょうぶとありがとう）**』をお送りします。　　『「大丈夫とありがとう」―心に元気と勇気が湧き上がる素敵な言葉。 “大丈夫”とという言葉には、心に可能性の光を灯す不思議なチカラがある。 “ありがとう”という言葉には、心に優しい熱を与える強いパワーがある。激しい変化と競争にさらされる私たちの毎日。いつの間にか目先の成果を出すことに心を囚われ、問題や弱み、不満の解消にばかりフォーカスをしてはいまいか。これでは心のチカラは高まらない。仕事や夢への情熱も湧き上がるはずもない。問題や不満の解消に使っているエネルギーを、少しだけ自分や周囲への“大丈夫”“ありがとう”へ転換してみよう。あなたは感じるはずだ。心にプラスの変化を。この小さな心がけと言動を積み重ねよう。そして希望に満ちた未来を創っていこう』モチベーションとは行動を駆り立てるエネルギー。その源泉は人によって様々ではありますが、大きな基本要素の一つが「自信―自分はやれるという認識」「自己好感―自分に肯定的なイメージを持つ」であると考えられています。私は今、仕事に“熱”を持って取り組めている自負はあるのですが、このような状態になれたのは、クライアントや友人、家族からのたくさんの“大丈夫”や“ありがとう”をもらったからだと感じています。元々心配性で保守的な私は、何かにつけリスクや問題にフォーカスする、できない理由を強調する、タイミングが今ではないと力説するといった反応が多かった自覚があります。そんな私に、周囲の心ある人たちは、「石月は大丈夫」「助かりました」「感謝しています」といった言葉をたくさん投げかけてくれました。結果、いつの間にか自分の心も「大丈夫、自分ならやれる！」に変化していたのです。自分に対して、周囲に対して、心を込めた“大丈夫”と“ありがとう”を増やしていくことができたなら、軽やかに新たなことに挑戦する人、情熱的に仕事に取り組む人は必ず増えるのではないでしょうか。『私たちにとって敵とは、 “自分を疑う心”です。自分で自分をこんな人間だと思ってしまえば、それだけの人間にしかなれないのです。』 ― ヘレン・ケラー（アメリカ・教育家、社会福祉活動家）* 『君の中には、君に必要なすべてがある。「太陽」もある。「星」もある。「月」もある。君の求める光は、君自身の内にあるのだ。』 ― ヘルマン・ヘッセ（ドイツ・小説家、詩人、ノーベル文学賞受賞）「大丈夫とありがとう」― あなたは今、仕事に熱意を持って取り組めていますか？ワクワクする、充実した毎日を過ごせている実感がありますか？ ―仕事ってそんなものじゃない。目の前に問題が山積みで、とてもそんな心境になれない。 ―そもそも私には、やりたいことをやれる能力もスキルもない。世の中、そんなに甘くはない。こんな言葉が頭にこだましたのなら、それはあなたをワナにはめようとする偽りのメッセージ。心が弱りきってしまう前に、心のチカラを高めよう。自分へ優しいメッセージを贈ってあげよう。「自分ならやれる、大丈夫」「私にはこんな可能性や強みがある」「私の仕事にはこんな喜びがある」そして、周囲へも同様に、心あるプラスの言葉を投げかけてあげよう。小さなことかもしれないけれど、この積み重ねこそ、強く輝かしい未来を創るための第一歩なのだ。