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今月の言葉
氣が利く人になる
 
 

2018年10月―一気に過ごしやすい陽気になり、
自分の好きなこと、やりたいことにチャレンジしたくなる、
そんな気持ちが湧き上がる時季ですね。

皆さん、充実した毎日をお過ごしでしょうか。
今月は、リーダークラスや育成役割を
担った方対象の研修が多いひと月でした。

内容はリーダーシップやOJTスキルの強化
といったコンテンツなのですが、
研修内のグループ討議や質疑応答時に
育成対象である若手社員への意見
としてよく出ていたのが、
「基本的に真面目で
任された仕事はしっかりやるが、
自ら質を高めようという動きが足りない」

「こちらが質問すれば意見するが、
自分から発言、提案するようなことは非常に少ない」
といった声でした。

要は“若手社員の主体性や積極性を
より引き出したい”という内容です。

人材育成に関わるテーマとして
これまでも議論される内容ではあるのですが、
やや色合いが違うと感じたのは、
育成対象メンバーが
「考えがない、スキルが足りない」訳ではなく、
「それなりにアイデアや考えを持ち、
スキルも高いのに主体的に動かない」
という状態にあることです。

キャリアが浅い時期は
自分の能力レベル以上の仕事に
果敢にチャレンジし、
時に失敗から学んで
大きく成長するタイミングなので、

今からコンフォートゾーンに留まって
「そこそこレベルの仕事」をしている状態は
非常に勿体ないと感じます。

若手メンバーがなぜこのような状態になってしまうのか…、
彼・彼女たちの考え方や意識の問題と安易に片付けず、
育成する立場の私たちや職場(組織)風土に真の原因がないか、
真摯に向き合って対処する必要があるのではないでしょうか。

さて、2018年10月の言葉は、
仕事の質を高めるために意識したい言葉、
『氣が利く人になる(きがきくひとになる)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「氣が利く」―細かなところまで注意が及ぶこと、
よく心がゆき届くこと。粋(イキ)である、洒落ているという意味。

「気」ではなく「氣」。
“米”は末広がりで八方に広がることを意味し、
エネルギーが全身から放出されている状態。
“〆”はエネルギーが抑え込まれている状態。

ちょっとした「氣づかい」が人の心を暖かくし、
チームの雰囲気が好転することがある。

何気ない「心くばり」が感動レベルの仕事を
生み出すことがある。

大きなチャレンジや変化、
斬新なアイデアを追求するのも良いけれど、
まずは自分や周囲の「氣」を感じ、
小さくても心温まる何かを実行してみよう。

偉大な成果は、そんな「氣の利いた言動」の
積み重ねから生まれるのではないだろうか』

皆さんは、「氣が利く」方でしょうか?


私は、「一所懸命、一燈照隅」
私はホテル業界出身ということもあり、
「氣が利く力」は鍛えられていてもいいはずなのですが、
実際は苦手です。

特に自分に近い親しい人に対しては
甘えもあってか、心ない対応をしてしまって
不快な想いにさせてしまうことも少なくありません。

よくやってしまうのは、
自分目線で良かれと思ってしたことが
相手にとってはどうでもいい、
むしろ迷惑だったというパターンです。

「過剰品質・サービス」も
このような考え方から生まれるのかもしれません。
相手や周囲を素直な心でよく観察し、
「良い加減」での心くばりができるようになりたいものです。

そんな人たちがどんどん増えていけば、
真に働きやすく生産的な職場が実現すると思うのです。

『目上とか目下という言葉に囚われずに、
あらゆる人のことを「ばかにしちゃだめだ」と、

根っから思っている人のすることは、いい感じです。
逆に、「敬意」の対象を限定していて、
多くの人を「こんなやつ」と思っている人のすることは、
嫌な感じというふうに思えるのではないでしょうか。』

糸井重里(日本/コピーライター、タレント、作詞家)

『愛は行動なのよ。言葉だけではだめなの。
言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ。
私たちには生まれたときから愛する力が備わっている。
それでも筋肉と同じで、その力は鍛えなければ衰えていってしまうの…。』
オードリー・ヘップバーン(英国/女優、アカデミー賞他を数々の賞を受賞)

「氣の利く人になる」―
「ありがとう、助かりました」という言葉をかけられること、
かけることは多いだろうか。

思わず笑みがこぼれてしまう、
心がホッとする対応に最近出会っただろうか。

“氣が利く”言動って素晴らしい。
ちょっとしたことなのに心が明るく、
前向きになれる。

そんな言動にあふれた職場は、
きっと働きやすく、効率も高いはずだ。

自分のことで精一杯、個人主義が蔓延する現代だからこそ、
「氣転、心くばり」は輝く。
周囲とより良い関係性を築き、
充実した毎日を過ごすために、
あなた自身からはじめていこう。

   
 
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