2018年2月―今年も早2ヶ月が過ぎようとしております。
皆さまにとって充実した期間だったでしょうか。
私の2ヶ月はあっという間に過ぎた感覚ですが、
仕事において良くも悪くも心を揺さぶられる出来事が多く、
そういう意味では充実した期間となっています。
そして、今月は何といても「平昌冬季オリンピック」に沸いた1ヶ月でしたね。
日本選手たちは冬季オリンピック史上最多の13メダルを獲得する
頑張りを見せてくれました。
私も時間を見つけては視聴応援し、
何度もドキドキ・ワクワクする、
拳を握りしめる、目頭が熱くなる体験をさせていただきました。
緊張と重圧に満ちたオリンピックという大舞台でも臆せず全力で挑む姿。
自分のパフォーマンスを冷静に分析しながらも、
喜びや悔しさを素直に思いっきり表現する姿勢。
望んだ結果であろうがなかろうが、
「また次に向け必ずレベルアップする!」と即決意する考え方。
この場に立てたのは自分一人の力ではなく、
多くの支えがあったればこそだという感謝の気持ち。
たくさんの感動、そして自分も力強く歩みを進めようという勇気をもらいました。
私も関わる人たちを、
少しでもこんな気持ちにさせたい―そんな想いを強くした2018年2月でした。
さて、2018年2月のA+Wordです。
今月は、やりたいことを実現する時に意識したい言葉、
『意気軒昂(いきけんこう)』
をお送りします。
『 「意気軒昂」―気力があふれていて、奮い立つ様子。
前向きなエネルギーが漲り、
ありたい姿の実現に向け行動しようという思いにあふれている状態。
「意気」は気力や気概、前向きに動こうとするエネルギー。
「軒」と「昂」はどちらも高く上がる、感情の高ぶりを表す言葉。
ありたい姿(ビジョン)が明確で、その実現に向けて本気で活動している人。
自分の大切にしている価値観、信念に正直で、常に高みを目指している人。
周囲の人たちと明るく自然体で接し、問題にも気負わず軽やかに対処できる人。
元気な挨拶、笑いに満ちた会話、ポジティブ・フィードバックができる人。
こんな人には“応援者”が集まってくる、“チャンス”がやってくる。
やりたいことを実現するにも、やるべきことを片付けるにも、「意気軒昂」でいこう。
下を向いて難しく考えるより、顔を上げて軽やかに小さな一歩を踏み出してしまおう』
皆さんは今、どんな気持ちで仕事に取り組んでいますか?
前向きなエネルギー、高揚感を感じる瞬間がありますでしょうか?
ここ1〜2年、複数の会社で「新規事業開発」や
「イノベーション促進」というテーマでご支援させていただく機会をいただきました。
20後半〜30代の若手中堅社員対象の企画で、 最終提案会では30を超える
新事業・アイデア提案を聴かせていただいたのですが、
その中で「おっ!これは凄い!」と感じる記憶に残る提案が
5つほどありました。
外部環境変化を捉える着眼点に納得性が非常に高かったり、
現存するサービスの組み合わせ方が絶妙だったり、
本当に斬新なビジネスモデルやサービスだったり、
そのアウトプットの素晴らしい点は様々なのですが、
記憶に残る提案をしてくれたチームは
その活動プロセスにおいてある共通点があることに気づきました。
それは
「とにかく明るく行動的な雰囲気がある」
「本音で語り合っている」
「笑いがあって楽しそう」
「間違いを発見したら戻って検討している」
「全員が検討テーマに前のめり(冷めてない)」といったことでした。
チームで素晴らしいアイデアや成果を生み出せるかどうかは、
メンバーの知見や経験の有無以上に、
こうした取り組み姿勢や雰囲気の醸成が重要なのかもしれません。
『眉間にしわを寄せていたところで、悪い状況が良くなるわけではない。
むしろ、“これを乗り切れれば、
また一つ上のステージにいける!”と、
明るく危機感を受けとめる姿勢が必要です。
思い通りにならない時でも、そこでしか学べないことがあると思います』
― 松岡修造(日本・元プロテニスプレーヤー)
『終着点は重要じゃない。
旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ』
― スティーブ・ジョブズ(アメリカ・Apple創業者)
「意気軒昂」―
“泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生。ならば今生、笑おうぞ。”
毎日の暮らしにワクワクがあるだろうか。仕事に熱を感じているだろうか。
一度きりのかけがえのないあなたの人生。決して戻ることのない今、この瞬間。
そう、せっかくなら希望と可能性に焦点をあて、
笑って、楽しんで物事に取り組みたい。
あなたの高まる想いと情熱、楽しむエネルギーは、
周囲の人たちに必ず伝播する。
そしてそれは大きなうねりとなり、チャンスを引き寄せ、
想像を超える成果をもたらすだろう。 |