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今月の言葉
米百俵の精神
 
 

2018年7月―今月は酷暑のひと月でしたね。
皆さん、問題なくお過ごしでしょうか?
私は大阪や京都での仕事が多く、
38〜39℃という信じ難い状況にさらされ続けていたので、
慢性的に気怠い状態でした。

西日本豪雨災害も発生するなど、
日本の自然環境はこの10数年で
確実に変化していると実感します。
サステナビリティ(持続可能性)、
一人ひとりが真剣に向き合わねば…ですね。

先日、ある製造業のマネージャーと
研修後の懇親会で意見交換をしている際、
「自発的で、新しいことにも積極的にチャレンジする人」と
「受動的で現状維持型、行動力に乏しい人」、
その違いは何から生まれるのかという話題になりました。

いろいろな要素が出されたのですが、
結論として特に影響が大きいのは
「能力・スキル」「性格」「経験やトラウマ」ではなく、
「視座・視点」「周囲との関係性」の違いにあるのではないか、
ということになりました。

自発的チャレンジャーは
直近・将来、内部・外部、目的・手段など
柔軟でバランスの取れた視点で物事を捉えている、
また、周囲と良好な関係を築いていて
サポートを得られやすい状態にある、
これが大きいのではないかという仮説です。

なるほどと思いつつ、
なぜそんな状態になれるのかと
掘り下げている途中で
時間が来てしましました。

柔軟で多様性に富む視点の醸成、
好ましい関係性を築ける能力
―これらを育む根源的なアプローチとは…、
今後も私が深めていきたい
主要テーマの一つだと改めて感じました。

さて、2018年7月の言葉は、
物事の優先順位を決める時に意識したい言葉、
『米百俵の精神(こめひゃっぴょうのせいしん)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「米百俵の精神」―幕末・明治初期、
越後・長岡藩(現新潟県長岡市東部)で
大参事を務めた小林虎三郎にまつわる
故事から引用された言葉。

明治3年、戊辰戦争で敗北した長岡藩は
政府から収入を大きく減らされ、
食べ物にも困る窮地に追い込まれる。

その窮地を察した支藩・三根山藩の牧野氏は
長岡藩に米百俵を寄贈する。
腹をすかせた藩士たちは
その米に飛びつこうとするも、
小林虎三郎は
その米を売って学校を創ろうと提案、
これを断行する。

“百俵の米も、食えばたちまちなくなる。
だが教育にあてれば
明日の一万、百万俵となる”と諭して。
目先の問題や小我に囚われ、
その場しのぎの対応に逃げ込むのはやめにしよう。

大局を素直な心で見据え、
本当に大切なことを優先する勇気を持とう。

ワクワクと充実感あふれる未来は、
その意思決定と小さな一歩からはじまるのだ』

皆さんは自分の「資源(強み、時間、お金、人脈など)」を
本当に大切なことに使っていますか?


どのような視点や立場で物事を見るかで
「大切なこと」の定義は変わります。
少しだけ高い視座と長めの時間軸で
現在の自分を見てみると、
多くの方が(私も同様に)
今の時間やお金の使い方、
挑戦・学習テーマを
もっと大胆に変化させていきたいという感覚になるのではないでしょうか。

一方で、目先の問題や我欲、短い時間軸で
描く未来イメージのパワーは結構強いので、
そちらに引っ張られてしまって
「大胆な変革」へ舵を切れず、
現状の維持改善レベルに留まっている方も
少なくないと思われます。

しかし、変革期は遅かれ早かれ誰にでも訪れるもの。
「今を生きる」ことを大切にすると共に、
「大胆な変革」まではいかずとも
「常により良い変化をしかけていく」という
能動的な姿勢は実践し続けて参りましょう。

私も来るべき「変革期」に向けて
構想やイメージをカタチにし、
もっと人と会って語り合い、
小さくてもチャレンジをし続けていきます!

『あなたにできること、
あるいはできると夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。

向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です。』
ゲーテ(ドイツ/詩人、小説家、劇作家)

『自分自身にとって何が本当に大切なのかがわかっていて、
そのイメージを常に頭の中に植え付け、
毎日そのもっとも大切な事柄を優先する形で自己管理をすれば、

人生は何と大きく変わってくることだろう。』
スティーブン・R・コヴィー(アメリカ/経営コンサルタント、「7つの習慣」著者)

『明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。』
マハトマ・ガンジー(インド/弁護士、宗教家、政治指導者)

「米百俵の精神」―
今のあなたは、
持てるものを本当に大切なことに使えているだろうか。
ここ数日の時間の使い方は、
自分にとって意味のある、充実したものだったろうか。
この問いの答えが「No」に近いと感じるのなら、
自分の中の優先事項を少しずつでも変えてみよう。

目先の問題解決や刹那的な我欲にのみに囚われる、
そんな罠にはまらないように。

高い視座と素直な心で、
あなたにとって最も大切なもの、重要なコトを見定めて。

あなたの持つギフトをそれらに集中させるのだ。
大丈夫、きっと得られるものは大きいはずだ。

   
 
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