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2015年11月も終わり、今年も残すところ1ヶ月となりました。
毎年のことですが、一年の中で秋から冬にかけての時期が
最も時の流れを早く感じます。

私の会社の期初めが9月であることや、
9月〜11月が研修事業の繁忙期にあたることも影響があるのですが、
とにかく今年もバタバタと駆け抜けた数ヶ月・・・という感じで、
やや反省気味です。

慌ただしすぎる毎日は、
人や物事とじっくり向き合う余裕がなくなる、
考える(理性)・対処する中心で想像する・感じる(感性)が鈍る、
攻めではなく守りの言動が多くなる、
達成感ではなく焦燥感を感じることが多い、
といった具合にデメリットが多いことも理解しているのですが・・・。
意識して調整したはずのスケジュールは、
結局ふたを開ければ今年も過密スケジュールになってしまっていました。

来年の秋は・・・、
過密スケジュールになるのは避けられないものとして捉え、
「慌ただしい」ではなく「充実している」と感じられるよう
「質(時間を投下する中身)」を変えていこうと決意しました。

さて、2015年11月のキーワードは、
日々の充実感を高めるために意識したい言葉、
『益者三楽(えきしゃさんごう)
をお送りします。  

『“益者三楽”―孔子(論語) 季子第十六の五 「益者三楽、損者三楽」より。
有益な三つの楽しみ―礼楽を節せんこと、人の善を道(い)うこと、賢友多きこと。
有害な三つの楽しみ―驕楽(きょうらく)、佚遊(いつゆう)、宴楽(えんらく)。

“良い楽しみには三種類ある。
悪い楽しみにも三種類ある。
礼節と音楽を楽しむこと、
他人の長所・美点を見つけて褒めること、
優れた友人を増やして交際を楽しむことは良い楽しみ。

地位身分や金銭を使い傲慢に振舞うこと、
日々を漫然と怠惰に暮らすこと、
酒におぼれ飲み過ぎることは自分を損なう楽しみ”という意味。

“有益な楽しみ”の大切さは誰もが理解しているが、
“有害な楽しみ”にも魅かれてしまうのが人間の性。
だからこそ“有益な楽しみ”にフォーカスし、
驕楽・佚遊・宴楽に囚われないように気をつけたい。
後悔の少ない、充実した人生とするために。』

年末年始は忘新年会や帰省などを通じて、
日ごろからお世話になっている近しい人から、
たまにしか会うことのできない人まで
幅広い人たちとの交流が多くなる時期ですね。

また、一年の終わりと始まりの節目でもあり、
いつもより有意義な休暇にしたいという気持ちになったりもします。
せっかくなので、この一年を「益者三楽、損者三楽」の視点で
振り返ってみてはいかがでしょう。


私の一年、「益者三楽」では、
「賢友多きこと」に恵まれた一年だったと感じています。
新しい出逢いもたくさんあったのですが、
それ以上に、既に付き合いのある友人たちとの距離が近くなって、
一緒に協働する可能性がいくつか生まれました。
2016年に色々と新たな動きが具体化していきそうで、ワクワクです。

一方、「損者三楽」では、「佚遊」と「宴楽」に溺れてしまった日が
やや多かったのが反省点です。
私は毎日日記をつけているのですが、
休日に「何となくダラダラしてしまった、一日家にいた」という日が結構あるのと、
飲みに行く回数はやや減っているのですが、
深酒をしてしまう日(反省コメントがある日)は多くなっていました。
「佚遊」と「宴楽」も時には必要と思いますが、
今の状態は少し多いと感じるので、これからは修正していきます。

「損者三楽」の誘惑が多い年末年始。
是非、「益者三楽」の方にフォーカスして、
お互いに充実した、有意義な年末年始にして参りましょう!

『次の6つの心得を守れば、礼儀正しさの習慣を身につけることができる。
1.相手の話には熱心に耳を傾ける   
2.相手の話に口をはさまない

3.初対面の人の名前はすぐ覚えてできるだけ使う
4.もし相手の言い分が間違っていても、そっけなくやりこめない
5.自分のほうが偉いといった態度を見せない
6.自分の考えが間違っていれば、素直にあやまる』
― デール・カーネギー(米国の実業家、作家、セミナー講師)

『自分の価値観で人を責めない。
一つの失敗で全て否定しない。

長所を見て短所を見ない。
心を見て結果を見ない。
そうすれば人は必ず集まってくる』

― 吉田松陰(幕末の長州藩士、思想家、教育者)

「益者三楽」―
慌ただしく過ぎていく日常を、少しでも充実したものにしていこう。 
自身を振返るとき、心から良かったと思える時間を増やしていこう。

“快楽”よりも“幸福”を、
“目先の利益”より“ありたい姿(長期ビジョン)”を。
“言うは易く行うは難し”だが、
やはり本質的には後者を大事にしたい。

人の意思の力は弱いもの。
だからこそ“有益な楽しみ”を意識して選択したい。
自分の幸福感を更に高めるために。
大切に想う人たちとの関係をより良いものとするために。

 
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