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アクティブプラス株式会社
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今月の言葉
リフレーミング
 
 

2015年4月が終わりました。今年の4月は雨の日が多かったですね。
せっかくの春なのに残念…という見方もあれば、
だからこそ晴れの日がいつもより貴重で、
素敵に感じられたとも言えますね。
暖かで気持ちの良い春の日差しの中、
爽やかな風に吹かれながら背伸びをして大きく深呼吸。
「気持ちいい〜!」と思わず声が出てしまった…、
私はそんな日が去年より多かった気がします。

そして、今月は「新入社員研修」のご支援ラッシュでした。
個々に見ればそれぞれ異質であることは前提で、
全体的な傾向として感じたのは、
真面目で懸命に取り組む方が本当に多い、
指摘事項に対する修正力が高い、
会社や同期に対するロイヤルティが高くて貢献したいという想いが強いなど、
一言で言えば
「まっすぐで優秀、素敵なマインドを持った人」が多いなぁ…という印象です。
(毎年思うことですが)自分の新入社員の時を思うと、
マインド・知識・能力いずれも間違いなく劣っていたと思います。

そんな彼・彼女たちには、大いに可能性を感じますし、
失敗を恐れずにチャレンジして、
どんどん成長していって欲しいと心から願うばかりです。

気にかかる部分があるとすれば、
それは「素直さ、まっすぐさ故に一定の枠にはまりやすい」
「失敗すると落ち込みが激しい」と感じられた点でしょうか。
「しなやか思考とマインドをプラスして、へこたれずに突き進め!」
そんなエールを贈りつつ、
自分も同じように突き進めているか…と自問し続けた一ヶ月でした。

さて、今月のキーワードは、
困難や苦境にぶつかった時に意識したい言葉、
『 リフレーミング(reframing) 』
をお送りしたいと思います。  

『‘リフレーミング’とは、
ある枠組み(フレーム)で捉えられているモノや事象を、
その枠組みをはずし、
違う枠組みで見て捉えなおしてみる(リフレームする)こと。

私たちは自分の持つ枠組みで物事を捉え、
意味づけをしながら毎日を生きている。
育ってきた環境、関わってきた人たちからの影響、
学習してきたこと、日々目にする情報、常識と呼ばれるものなど…
枠組みは様々なものから自然に形成される。

枠組みがあるからこそ私たちは持論を持ち、
日々の選択を容易に行える。
一方でそれは、発想や選択肢の幅を狭め、
自らを追いつめてしまうこともある。
枠組みは必然。
だからこそ‘リフレーミング’を意識したい。
自分の可能性を広げ、
成長と充実感にあふれた人生とするために』

リフレームする視点や考え方をどれだけ持てるか
―これは非常に重要な教育テーマの一つです。


例えばあと1日で期限がやってくる仕事に対して、
“あと1日ある”と捉えるか
“あと1日しかない”と捉えるかで
心持もその後の行動も違ってきます。

客観的な事実として同じ状態にあったとしても
“幸せだ”と感じる人もいれば、
“まだまだ不幸だ”と感じる人もいます。

どちらが良い悪い、正しい間違っていると一概には言えませんが、
確実に捉え方によって今と未来に違いが現れます。
特にリフレーミング力が試されるのは困難に直面した時でしょう。
困難に直面すると私たちはどうしても視野が狭くなり、
「こうするしかない」「どうしようもない」という状態に陥りがちです。
そして多くの場合、行動が停滞し、
状況が更に悪化してしまうものです。

どんな環境であっても一定の成果を出し続ける人、
難しい問題にも果敢に立ち向かって解決していく人、
自分の目指すビジョンに向かって歩み続けている人、
これらの人に共通するのがリフレーミング力の高さであると感じます。

「言うは易く行うは難し」なことかもしれませんが、
望む結果を得るには欠かせない力、柔軟なモノの見方と考え方を、
高め続けていきたいですね!

『この変化の激しい時代に固定したものの考え方は許されない。
スローガンは逆に新しいものの考え方をはばむ。
もしつくるなら、毎日変わる社是社訓をつくるべきだ。』

―土光敏夫(実業家、東芝元社長、経団連名誉会長)

『柔軟性こそ生である―柔軟であれ。
人は生きている時は柔軟である。死ねば人は固くなる。
人の肉体であれ、心であれ、魂であれ、
柔軟が生であり、硬直は死である。』

―ブルース・リー(中国の武術家、俳優)

「リフレーミング」―
あなたは今、充実した毎日をすごせているだろうか?
日々発生する「予期せぬ出来事」に対して
前向きに対処できているだろうか?

もしそうでないなら、
あなたのモノの見方や考え方、捉え方をリフレーミングしてみよう。
多種多様な人々が存在し、日々変化するのがこの世界。
枠組み(フレーム)は無限にあるはず。
それは、あなたの信念、世界観を否定するものではなく、
むしろ洗練させていくプロセスなのだ。

囚われることのない「しなやかな心」で、
自由で軽やかな足取りで、人生と向き合っていこう。
ワクワクする未来につながる可能性の扉は、
あなた自身にしか開くことができないのだから。

 
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