春。桜の話題も多くなる、命の息吹を感じる季節がやってきました。
卒業や入社・入学、異動が多いこの時期、
新生活がスタートする方も多いのではないでしょうか？

私は先週1週間、友人たちとベトナム・香港・深?(中国)を旅してきました。
観光ではなく、各地のビジネスの現場を見て回ることが目的の旅。
20名を超える方々との新たな出逢いがありました。
同行した友人のネットワークということもあり、
想像以上の歓迎を受けただけでなく、
出逢った人たちは皆、掛け値なしにエネルギッシュで魅力ある人ばかりで、
心が躍るようなワクワクするエネルギーを沢山もらえました。

彼・彼女たちに共通していたのは
「素敵な笑顔」「自然な元気さ」そして「今を楽しむ姿勢」。
各地を巡って改めて日本の素晴らしさを感じたことも
多々ありましたが、逆に気づかされること、
学ばせていただくことも本当に多かったです。

「一般常識や建前に囚われ過ぎていないか？」
「自分の心に正直になれているか？」
「先々のことばかりを考え、憂いて、今この瞬間を楽しむことを忘れてないか？」
こんな問を投げかけられたような旅でもありました。

さて、今月のキーワードは、
良い結果や環境を導くために意識したい言葉、
『勇壮活発（ゆうそうかっぱつ）』
をお送りしたいと思います。　　

『‘勇壮’とは、勇ましく元気さにあふれていること、またはその様。
‘活発’は、行動・活動などが活き活きとして、勢いがあり、盛んな様子。
仕事でもプライベートでも、充実した状態にしたいのなら、
先ずは自分自身が勇壮活発であるかを確認したい。

元気で活発な態度は周囲を明るくし、人を惹きつける。
ネガティブな状況も「乗り越えられる試練」
「自分にとって必要なメッセージ」と自然に捉えられるような
「しなやか思考」が身に付きやすい。

運がいい、チャンスに恵まれている人も
勇壮活発な人が多いのではないだろうか。
新たな人・コトと巡り合う機会が多い時期、
自分の姿勢や態度を見直してみよう』

皆さんは今、元気に、活き活きと仕事に取り組めていますか？
普段の生活に、躍動感やワクワク感を感じることがあるでしょうか？

当たり前のことかもしれませんが、
元気で明るい態度やエネルギーは良い循環を生み出します。

今回の海外ツアーではそんな人たちとの出逢いが多く、
明確な根拠がある訳ではないけれど、
この先の未来が明るく見えるような感覚になりました。

そして、自然ともっとアグレッシブな行動していこう、
チャレンジしていこう…という想いが強くなりました。

振り返れば、「すべき思考」や「過去の慣習」に囚われていた時期、
仕事に追われ続け疲れていて、
仕事の同僚や大切な友人に心無い言葉をぶつけて傷つけてしまい、
結局自分も悩み落ち込んで、
一向に事態は好転しないという悪循環にあったことが思い出されます。

無理やり元気になろう、明るく振舞おうとするのは違うけれど、
自分がそういう状態になれるよう、仕事の仕方や捉え方を変えたり、
環境を整えたり、会う人を選んでいくことはできるはず。

自分のためにも、周囲の大切な人のためにも、
勇壮活発な状態を意識して参りましょう！

『自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。
The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up.』
―マーク・トウェイン（米国の作家、小説家）

『すべて人生は心に描いた通りになる。どのような厳しい状況に置かれようと、
否定的なことを心に浮かべるべきではない。
まじめに前向きに努力していけば決して悪いことがあろうはずがないと確信して、
常に堂々と明るく進むのだ。』
―稲盛和夫（日本の実業家、京セラ、KDDIの創業者）

「勇壮活発」―
今の自分を客観的に見たら、キラキラしているだろうか？
躍動を感じるだろうか？

あなたの周りに集まる人たちはプラスのエネルギーを持つ人たちが多いだろうか？
もしそうでないなら、これからの言動を少し変えてみよう。

これからの「選択」を変えていこう。
元気で明るいあなたになったなら、
世界はより美しく、輝いて見えてくるはず。

そんなあなたと関わる人たちは勇気づけられ、
あなた自身も勇気が湧いてくる。
過去の失敗体験、トラウマ、漠然とした不安感
―こんなものに縛られていては勿体ない。

大きく深呼吸して、青空を見上げて、
軽やかで力強い「小さな一歩」を踏み出そう。