トップページへ戻る トップページに戻る
アクティブプラス株式会社
アクション、コミュニケーション、チームワーク、イノベーション、ヴィジョン、エキサイトメント
コンセプトサービス会社概要・代表プロフィールお客様の声今月の言葉お問い合わせ
 
今月の言葉
為さざるなり、能わざるに非ず
 
 

2016年11月―半世紀ぶりに東京で積雪が観測されるなど、
冬の到来を肌で感じるようになりました。
2016年も残りわずか、
充実した一年だったと思えるようなひと月として参りましょう!

今月の大きなトピックは、
やはりアメリカでは大統領選挙でしょうか。
事前の予測を覆す形で
共和党のドナルド・トランプ氏が
民主党のヒラリー・クリントン氏を破って
次期大統領に内定しました。

正直、私も過激な発言ばかり
クローズアップされる
トランプ大統領はないだろう…と
思っていましたので、
とても驚きました。

勝利の要因は
いろいろと考えられると思いますが、
その本質は
オバマ大統領が誕生した時と同じく、
“現状を破壊して
変革を渇望するエネルギー”
にあったのではないかと感じます
(オバマ大統領の時と比較すると
エネルギーの色、質はかなり異なるとは思いますが…)。

トランプ大統領の誕生が
ほぼ確実となったことで、
少なくとも2020年までは
日本だけでなく世界全体にも
大きな揺さぶりがかかることになるでしょう。

これまでの枠組みが
再構築されるタイミングです。
揺さぶりに翻弄されることなく、
自分の「軸」を明確にする、
手放す必要のあるものは
躊躇なく手放す、
変えるべきことは即変える―
そんな覚悟で歩んでいこう、そう改めて感じました。

さて、2016年11月のキーワードは、
自分を振り返る際に問いかけたい言葉、
『為さざるなり、能わざるに非ず(なさざるなり、あたわざるにあらず)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「為さざるなり、能わざるに非ず」
―孟子・梁恵王「上不爲也、非不能也」より
できないのは能力がないからではなく、
単にやらないだけであるという意味。

日々の生活の中で、
自分には無理だと諦めていること、
やらずに後悔していることはないだろうか。

これを始めてみたい、本当はこうしたい、
と思いを馳せるも現状では難しい…と
安易に自分を説き伏せてしまっていないだろうか。

知識や能力、スキルや経験があれば、
確かに安心して
行動を起こすことができるかもしれない。

しかし、新しい何かを始める時、
何かを変えようとする時、
その要件は常に不十分な状態で、
実践を通じてのみ
獲得できるものではないだろうか。

つまり、能力やスキルの不足を
理由に“やらない”としている姿は、
変化への恐怖や不安に囚われているか、
本当はそれをしたくないかのいずれかなのだろう。

一度きりの人生、
本当にしたいことはまずやってみる、
その勇気と決断を大切にしていこう』

これまで自分が歩んできたキャリア
(ホテル就職5年〜コンサルティング会社転職10年〜独立起業)を
振り返ると、
「勇気を出して、まずやってみること」
の大切さをヒシヒシと感じます。


臆病で保守的である私は、
自己変革に際し、
“あーでもない、こーでもない”と
自問自答を何度も繰り返し、
周囲からたくさんの勇気づけと
後押しをいただいてやっと意思決定してきました。

しかし、その意思決定の先に待っていたのは、
いずれの選択もそれまで以上に
やりがいと幸せ感を感じることが多くなるという結末でした。 

もちろん、新たな道に進んだ(変革の)直後は
厳しい状況に追い込まれることも
少なくありませんでしたが、
精一杯懸命に取り組むことで、
周囲のサポートを
素直に受け入れることで、
何とか前に進んでこれました。
そう、何とかなるものなのです。

そんな気づきを
得てきたはずの私ですが、
未だに変革への決断には‘ウジウジ問答’の
繰り返しを伴う状態です。

だからこそ、臆病者の自分へ
勇気づけのエールを常に送るようにしています。
「為さざるなり、能わざるに非ず」
―できないのではない、やっていないだけではないか?と。

『父(佐治敬三)は、
「理屈を言わずに、まずはやってみなはれ」と
よく言っていました。
やらざるの罪といいますか、
やったほうがいいと思っているのに
やらないのはよくない。
失敗しても真剣に取り組んだのなら、
それでよろしいということです。
それに、少々の失敗には目をつぶってやらせないと、
この精神はなかなか定着しないと思うんです。』

― 佐治信忠(日本の経営者「サントリー」4代目社長)

『あなたにできること、
あるいはできると夢見ていることがあれば、
今すぐ始めなさい。

向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です。』
― ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツ詩人・劇作家・小説家)

「為さざるなり、能わざるに非ず」―
もしも神さまが「成功」を
約束してくれるとしたら、
あなたは何をするだろうか?

あなたが「したい」と思っているのに
「していない」ことがあるとしたら、
その理由は何だろうか?

過去や未来は実存しない。
「今、この瞬間」を懸命に生きることこそが重要だ。

偉大な先達たちから学べる
とても大切なメッセージ―それは「まずやってみる」こと。
「やらない」は何も生み出さないが、
「やってみる」は僅かでも何かを生み出すのだ。

成功する確証など、
いつまで考えても得られるものではない。
能力やスキル、人脈やチャンス、
いずれも「行動」なくして手に入れることは困難なのだ。

さあ、今この瞬間から、
あなたが本当にしたいと想うことをスタートさせよう。
 
今月の言葉写真
 
今月の言葉

・2011年度バックナンバー

・2012年度バックナンバー

2013年度バックナンバー

・2014年度バックナンバー

・2015年度バックナンバー

2016年1月

2016年2月

2016年3月

2016年4月

2016年5月

2016年6月

2016年7月

2016年8月

2016年9月

2016年10月

2016年11月

今月のA+ワード

 
 

 

   「まずやってみる」精神を育む3つのポイント


   

このページトップに戻る
 

Copyright(c) 2011-2017 ACTIVE PLUS Ltd. Co. All rights reserved.