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今月の言葉
至誠通天
 
 

8月は毎年、「戦争と平和」について
想いを馳せるひと月なのですが、
今年はそれに加えてリオ・オリンピックに
沸いた月でもありました。
寝不足が続いた皆さんも多かったのではないでしょうか。

今回のオリンピック、日本勢は史上最多となる
41個のメダルを獲得(金12、銀8、銅21)するという、
大躍進を果たしました。

2020年の次期東京オリンピックに向けて、
希望にあふれる素晴らしいスタートを
切ることができたのではないでしょうか。
私も暇さえあればテレビで
オリンピック観戦をしていたのですが、
今回は何度も感動して涙してしまいました。

最後の最後まで諦めずに大逆転で
勝利を手にしたシーン(卓球・バトミントン・柔道・レスリングなど)、
懸命に頑張ったものの望んだ結果を得られずに
悔し泣きする選手(福原選手・太田選手・吉田選手など)、
予想を裏切って躍進を遂げる選手や
チーム(カヌー羽根田選手・男子7人制ラグビー・女子バスケ・男子400mリレーなど)、
ハラハラ・ドキドキ・ワクワク・ゾクゾク、
喜怒哀楽の感情をこんなにもたくさん自然に表現すること
…本当に久しぶりだと感じます。

心が揺さぶられ続けました。

月並みな言葉になってしまいますが、
こんな気持ちにさせてくれた選手、
関係者の皆さんには心からの「ありがとう」でいっぱいです。

オリンピックでのメダル獲得という「夢」、
ひたむきに想像を絶する練習を重ねてきたという自信、
代表を逃した多くの選手らの想い…、
高い能力や技術に加え、
こんな強い想い(エネルギー)が
感動と勇気を自分や周囲の人たちに
与えてくれているのだと改めて感じました。

さて、そんな2016年8月のキーワードは、
感動する人生とするために深めたい言葉、
『至誠通天(しせいはてんにつうず)
をお送りします。  
                                                                                         
『 至誠通天―「至誠而不動者
未之有也(真に誠を尽くしている人で、
人の心を動かせなかった人はいない。孟子・離婁上)」が語源。

幕末の思想家・吉田松陰の信条。

純粋で真っすぐな誠の心で
懸命に取り組んで努力をし続けていたならば(=至誠)、
その想いや言動は大きなエネルギーとなって
自分や周囲に影響を与え、
人を感動させて動かし(=通天)、
大きな成果を得ることができる。

今、あなたは純粋で素直な気持ちで仕事に、
顧客に向き合えているだろうか。

誠実な対応と不断の努力をし続けているだろうか。

中途半端な努力では結果が出るはずはない、
必死に努力しても必ず結果につながるという訳でもない。
しかし、「至誠」はあなた自身や関わる人たちの気持ちには必ず届き、響く。

今すぐに成果が得られなくとも、
「至誠」を貫こう、「通天」を信じよう』        

必死に頑張っても望む成果が得られない、
自分なりに精一杯努力したはずなのに勝てない、
心を込めて対応したはずなのに分かってもらえない
―こんな経験が誰にでもあるのではないでしょうか。


私も幾度もこのような状態を経験してきました。
「上司の期待に応えようと必死に考えて資料を作成するも、
何度もダメだしされ続けて結局未完成」
「彼(チームメンバー)の為になればと思い、
自分のことは後回しにして頑張ってフォローしているのに、
彼は全く変わろうとしない」
「メンバー一丸となって寝る間を惜しんで準備し、
気合十分で懸命にプレゼンテーションするも競合負け」などなど。

今振り返ってみれば、その多くが実は「至誠」とは程遠い状態
―「自分は頑張っているから問題はなく、
結果が出ないのは周囲のせいであり、
今回は運が悪かっただけ」と安易に割り切って自分を慰め、
徹底して向き合うことを諦めていた―
にあったから結果が伴わなかったのだと反省しています。

これからの人生を、未来を、
輝くものにしていきたいと思うなら、
「至誠」という視点で
今の自分と向き合ってみることも必要かもしれません。

仕事に対して、顧客に対して、仲間に対して、
純粋に素直な気持ちで取り組めているかを。

「感動」や「勇気」はそこから生まれてくるものなのだから。

『人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽し、人を咎めず、
我が誠の足らざるを尋ぬべし。』
―西郷隆盛(日本・幕末〜明治の志士・政治家)

『普通の努力では、チャンスをチャンスと見極められない。
熱心の上に熱心であることが、見極める眼を開くのだ。』
―松下幸之助(日本・経営者、Panasonic創業者)

「至誠通天」―
あなたには心から実現したいこと、
夢やビジョン、仕事へのこだわりがあるだろうか?

その実現に向けて、真っすぐに懸命に、
ワクワク感を持って歩みを進めているだろうか?

「努力」は必ず報われるわけではない。
しかし、「至誠」は必ず人の心に響くものだ。

その場は失敗に終わったとしても、
将来の成功や成長のための「気づき」が必ず得られる。

周囲の人たちは「感動」を覚え、
あなたに「協力したい」という想いが強くなる。
こうして「至誠」は最後には「通天」となるのだ。
さぁ、今この瞬間から「至誠」の道を歩み始めよう!

 
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