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今月の言葉
百聞は‘一験’に如かず
 
 

2016年10月―後半になって
肌寒さを感じる日も多くなりました。
秋本番ですね。

先日、茨城の実家の母に誘われ、
半分ボランティアも兼ねて
「地元のお宝を探そう」というイベントに参加してきました。

ウォークラリーのような企画で、
2つのチームに分かれて“中城町”という小さな町を
半日かけて歩き回り、
町にある“いいな、素敵だな”と思うもの
(建物や自然、人などなんでも=お宝)を
見つけて写真を撮り、最後は探索結果を
“お宝MAP”として模造紙にまとめて
チーム対抗で発表し合うというプログラムでした。

「地元への愛着と共に暮らす
人たちとの信頼関係を育む」ことを目的としたイベントです。
50名ぐらいの老若男女が集まっていました。

中城町には私が通った太田小学校があり、
よく遊んだ“庭”だったのですが、
改めて歩きまわって探索してみると、
樹齢300年を超える巨木、
創業150年の雑貨店、
天皇陛下(昭和天皇)がお越しになった記念碑、
私の生まれる前から親しまれている湧き水など、
当時は気にもかけなかったお宝に
たくさん出逢うことができました。

生まれた町の歴史、
紡がれてきた人たちの生活、
自然の営みの変化―予想以上に
穏やかな感動を得られた時間でした。

慌ただしく過ぎ行く毎日ではありますが、
時には当たり前のように暮らす生活環境に
じっくりと心を向け、
“お宝”を探して歩いてみるのも素敵なことだと感じました。

さて、2016年10月のキーワードは、
成長を本物にするために意識したい言葉、
『百聞は‘一験’に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「百聞は‘一験’に如かず」
―何度も繰り返し聞くよりも、
一度でも自ら体感、体験した方が
深い感動と学びがある。
「一見」ではなく、「一験」こそ重要だ。

簡単に様々な情報にアクセスできてしまう時代、
バーチャルな世界の広がり。
インターネットにつながった端末さえあれば、
大抵のことは知ることができ、
無料で 大学の授業を視聴することだってできてしまう。
世界中の人たちとの交流も簡単だ。

これはこれで素晴らしいけれど、
やはりリアルに自分の体で感じ、
自分で験してみる機会を大事にしたい。
実践と経験から得られる生々しい気づきを大切にしたい。

イギリスの諺にもある通り、
「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」である。
自らの「体感、体験」を通じ、
ホンモノの感動、創造、成長を獲得していこう』

インターネットで検索した情報のみで
「分かった」「学んだ」つもりになっていることありませんか?


ここ数年、私は可能な限り機会を設けて、
海外のマーケット、ビジネスの現場に足を運ぶようにしています。
フィリピン・ベトナム・中国などアジアの国々が中心ですが、
実際に商業施設や工場、学校などを訪れ、
現地の人たちと触れ合うと、
当たり前ですがパソコンやスマホからは
得ることのできない
エネルギー、感動、ワクワク感を感じることができます。

可能性や夢を熱く語る若き経営者、
何とか自分の店で買ってもらおうと
必死に売り込んでくる店員、
屈託のないキラキラした目をして
路地を走り回る子供たち、
道路いっぱいに溢れかえるバイクと車の群れ
―今の日本ではなかなか感じることのない、
活気のエネルギー、躍動感が全身を駆け巡りました。

仕事でもプライベートでも、
疑問や関心が湧くことがあったなら、
調べて終わりにするのではなく、
もう一歩踏み込んで
自ら体感、体験してみましょう
―そこから得られる学びは、
プラス・マイナスに関わらず
人生をより素晴らしいものにしていくために、
大きな示唆を与えてくれると感じるのです。

『応用が利く、本当に役に立つ知識は、
おっくうがってじっとしていては得られない。

必ずそこへ足を運び、自分の手で触り、
目で見て、匂いを嗅いだり時に味わったりして、

初めて自分のものになる。』
― 西堀栄三郎(日本・探検家、第一次南極観測隊副隊長)

『“あらゆること”をしよう。
色々なことを試そう。

素晴らしいアイデアは、
どこからやってくるか分からないのだから。』

― 「仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン著)」より

「百聞は‘一験’に如かず」―
あなたが信じていること、
こだわりは何から形成されたものだろうか?

それは、あなた自身が体感、経験したことが
ベースになっているのではないだろか。

疑似体験がしやすい時代である。
しかし、疑似は「似ているが疑わしきもの」でしかない。

深い気づきや感動は、ホンモノの体験からしか得られない。
気になる場所があるのなら、実際に足を運んでみよう。
会いたい人がいるならば、
面と向かってとことん話をしてみよう。
興味を惹かれることがあるのなら、
自分で験しにやってみよう。

扉は常に開かれている。
あとは少しだけ勇気を出して、
一歩踏み出すだけである。

その扉の先には、
ワクワク、キラキラしたあなただけの学びが、
人生が待っているだろう。

 
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