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アクティブプラス株式会社
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今月の言葉
シンギュラリティ
 
 

2016年7月―関東も梅雨明けし
夏本番にも関わらず、
比較的涼しい日が続いていますが、
皆さま、今月も充実したひと月になりましたでしょうか。

先日、故郷の母校(県立太田第一高等学校)より
依頼があり、高校1年生・2年生のクラスに
「HR講演会」と題した特別授業を
担当する機会をいただきました。

社会人の仕事に対する想いを聴いて
前向きな仕事観を養っていこうとする
毎年恒例の企画で、
私を含む5人の同窓生が担当しました。

私のクラスでは
「活躍する社会人が
共通して身につけていること」を
テーマに40分程度のワークショップを行ったのですが、
彼・彼女たちの仕事や社会人に対して
抱いているイメージに驚きました。

「社会に対する期待と不安どちらが大きいか」
という質問は90%以上(約70名の生徒)が
「不安が大きい」と回答し、

「社会人はどんな気持ちで仕事をしていると思うか
―1.嫌々仕方なく、2.家族や生活の為、
3.自分の目標や夢に向かって」という質問には
70%以上が「1.嫌々仕方がなく」と回答しました。

昔の自分を振り返っても、
ネガティブ比率の方が多いと予想はしていましたが、
想定を超える割合の生徒が
ネガティブイメージを持っていることに
危機感を覚えました。

「イメージは未来を具現化するパワーがある」
…これはまずい状態だと。
授業の入り口の問いかけだったので、
この後は、社会や仕事の面白さや素晴らしさ、
未来のポジティブな可能性を思い切り伝えまくりました。

多様な不確実情報にさらされ続ける現代、
彼・彼女たちが未来に対して
期待と前向きな可能性を感じるには、
身近な大人である私たちが
心から仕事に心地よさを感じ、
自分が望む生き方をしている…
そんな状態になることが重要…、
と強く感じた体験でした。

さて、2016年7月のキーワードは、
未来を切り開くために意識したい言葉、
『シンギュラリティ(技術的特異点)
をお送りします。  
                                                                                         
『“シンギュラリティ(技術的特異点)”とは、
アメリカの発明家で未来学者の
レイ・カーツワイル(現Googleエンジニア)が
提唱した未来のコンセプト。

テクノロジーの加速度的発達により、
2045年に人工知能(AI)が人間の知能を超え、
全く新しい社会システムが創造され、
人類が後戻りできないような変容を示唆する未来予想図。

20年前の自分たちの暮らしや仕事の仕方と
現在を比較してみれば、
“シンギュラリティ”は確実にやってくると想像できる。

歴史にも多くの転換点は存在したのだから。
要は、この“特異点=転換点”を前向きに捉え、
主体的な選択と行動を起こしていくことが重要なのだ。

変化に翻弄され、変化への適応に必死になるのではなく、
自分の軸・ありたい未来イメージを鮮明にし、
変化を自ら仕掛ける、活かすという考え方が大切ではないだろうか』         

時代にも、 人の人生にも大きな変化が訪れる
“ターニングポイント”ってありますよね。

自分の価値観や仕事観、生活スタイルが
大きく変わってしまうようなタイミング、出来事が。

皆さんの“ターニングポイント”はいつでしたか?
私は振り返るとこれまで


3回、大きな転換点があったと思います。
1度目は最初の就職先であるホテルでの5年目、
2度目はコンサルティング会社時代の2年目、6年目です。

いずれも仕事に没頭しつつ手詰まり感(悩み)を感じる中で、
自分とは異質の価値観や考え方を持った人と対峙し、
ある選択をした…という出来事でした。

その当時は大変苦しかったのですが、
今振り返れば(結果論ですが)、
あの出逢いと真剣に向き合ったからこそ
今の自分があると確信しています。

大きな変革のタイミング。
環境の劇的変化もさることながら、
自分の内面で起きている変化(違和感)と向き合い、
勇気を出して何かを変える決断こそ、
より良い未来を創る“要諦”なのかもしれません。

 

『これから先はまったく新しいゲームが始まる。
変革を起こそう。

いままで経験がないのだから、
やはり経験したことのないスピードで変化を起こそう。
変化を楽しむ人にとってはとんでもない面白さだ。

変化をつかもうとしない人にとってはとんでもない恐ろしさになる。』
―ジャック・ウェルチ(アメリカ・経営者、元GE最高経営責任者)

「シンギュラリティ」―
あなたは「変革の兆し」を感じているだろうか?
好む、好まざる関係なく、
世界はかつてない勢いでその様相を変えようとしている。
変革は「破壊」と「創造」を伴うため、
「恐れ」と「期待」が混在する。

「恐れ」に支配され、変革を頑なに拒否する、
変革から逃げようとする人がいる。
「期待」を膨らませ、変革に乗り遅れまいと適応準備に必死な人もいる。
ベクトルは違えど、どちらも変革に翻弄されている姿ではあるまいか。
「変革の兆し」を掴むことは大切だ。
しかし、変革は目的にもゴールにもなりえない。

より重要なのは、
自分のありたい未来を切り開くために、
自ら変革を仕掛けることなのだ。

 
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   「ターニングポイント」を掴むための3つのポイント


   

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