トップページへ戻る トップページに戻る
アクティブプラス株式会社
アクション、コミュニケーション、チームワーク、イノベーション、ヴィジョン、エキサイトメント
コンセプトサービス会社概要・代表プロフィールお客様の声今月の言葉お問い合わせ
 
今月の言葉
「本質眼を磨く」
 
 

2016年5月―今月は平日が少なかったこともあってか、
毎日を必死に過ごしている間に、
気がついたら月末を迎えてしまった…という感覚でした。

皆さまはどんなひと月だったでしょうか?

4月の新入社員研修一色から一転して、
今月からは昇進・昇格を果たした
様々な職種・階層の方々とご一緒する時間が多くなり、
議論するテーマも多様性が増してきて、
日々異なる刺激を受けている状態です。

毎年のことであるはずなのですが、
今年、重要だ!と改めて感じているのが「相互啓発」の力です。
「教えられた、気づかされたこと」ではなく、
「自分たちで気づき、導きだしたこと」が
大きな可能性と実行力を生みだしている
―最近、こんな場面に出逢うことが多いのです。

何故そうなのかははっきり分かりませんが、
先行きの不透明さや多様性が増す環境にあるからこそ、
一人ではなくチームで
真剣に議論・協力して導きだした答えが
未知への恐怖を払拭し、
力強い言動へとつながっているのだろうと思います。

「相互啓発」の場を設計する
プロフェッショナルとして、
その質が高まるようなアプローチを
更に洗練させていこうと決意した2016年5月でした。

さて、2016年5月のキーワードは、
質の高い仕事をするために意識したい言葉、
『本質眼を磨く(ほんしつをみがく)
をお送りします。  
                                                                                         
『“本質”とは、それがそれであるために
最低限必要な基本要素のこと。
物事で一番価値のあるコアな部分。
表面的でない根本性質のこと。

私たち人間は、直接的に見えるもの、
表面的に認識できる事実、
一次情報に大きな影響を受けやすい。

見えている事象が全てではないことも、
マスコミの報道に間違いや歪みがあることも
十分に分かっているはずなのに、
これらに流されてしまう。

だからこそ本質を見極める
“本質眼”を磨くことが重要だ。

目の前の事象を鵜呑みにせず、
その本質とは何かを常に深めようとする思考、
一般的な論理より自分の直感を信じる感性を大切にしよう。

自分の仕事、人間関係、抱えている問題…
それらの本質を掴み適切な対応ができたなら、
必ずや大きな成果を得ることができるはずだ』     

「物事、問題の本質を捉えよ」
―コンサルティング会社に転職して以降、
先輩や上司からことあるごとに
何度も指導いただいたメッセージです。


「言うは易く行うは難し」なことですが、
その大切さは心に深く刻み込まれています。

この業界に入って1年ほど経ち、
徐々に仕事にも慣れてきたころ、
ある大手広告会社で人員数や配置が適正かを
調査するプロジェクトに参画する機会をいただきました。

私はデータの入力と分析、報告資料の一部を
作成する担当だったのですが、
先方の責任者が本質を掴もうとなさる方で、
データの分析事実・仮説について、
「そのデータが示す根本には何があるのか」
「その分析仮説の本質は何か」
「表層の事実に隠された根っこを知りたい」
…といった質問を毎回のミーティングで投げかけてこられました。

プロジェクトメンバー全員、
毎回頭をフル回転させて、
準備に、報告会に全力で臨んでいたのですが、
事実やデータを表面的にしか
捉えることのできない自分に
情けなさと悔しさを強く感じたことを
今でも思い出します。

このプロジェクトは何とか最終納品が完了し、
信頼をいただけたのか、
その後も継続してお付き合いが続くことになりました。

この経験以降、私の中で本質を掴むことの大切さ、
深めようとする意識は確実に強くなり、今も継続しています。

『財界の師と仰がれた安岡正篤氏は、
考え方の基本を、
「大局的に物事をとらえ、
多面的な視野を持ち、
中長期的に考える」ことだと述べています。
この考え方をすれば、
物事の変化する部分と変化しない部分、
本質を見極められます。』

― 北尾 吉孝(日本・経営者、SBIホールディングスCEO)

『とてもかんたんなことだ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。

いちばんたいせつなことは、目に見えない。』
―サン・テグジュペリ 小説『星の王子さま』より

「本質眼を磨く」―
あなたは物事の本質を見極めようとしているだろうか。
表面的な事象や、一次情報を鵜呑みにせず、
その奥底にある真実を追い求めているだろうか。

情報が氾濫し、多くのモノや人がつながって
複雑性が増している現代においては、
より一層、物事の本質を捉えることが難しくなっている。

だからこそ、本質を見極める力が
これまで以上に求められるとも言えよう。
目の前の事象が語る本当の意味、
問題が発生した根本原因、相手の発言の真意、

そして、自分自身の本当の姿、
心から“やりたい”と感じていること。

本質を捉えて行動を起こすことで、
あなたの人生はより豊かに、輝くものになるだろう。

 
今月の言葉写真
 
今月の言葉

・2011年度バックナンバー

・2012年度バックナンバー

2013年度バックナンバー

・2014年度バックナンバー

・2015年度バックナンバー

2016年1月

2016年2月

2016年3月

2016年4月

2016年5月

2016年6月

2016年7月

2016年8月

2016年9月

2016年10月

2016年11月

今月のA+ワード


 
 

 

   「本質眼を磨く」のために意識したい3つのポイント


   

このページトップに戻る
 

Copyright(c) 2011-2017 ACTIVE PLUS Ltd. Co. All rights reserved.