トップページへ戻る トップページに戻る
アクティブプラス株式会社
アクション、コミュニケーション、チームワーク、イノベーション、ヴィジョン、エキサイトメント
コンセプトサービス会社概要・代表プロフィールお客様の声今月の言葉お問い合わせ
 
今月の言葉
一意専心
 
 

2014年8月は猛暑もさることながら、天候が不安定で、
各地で集中豪雨による被害が相次いだ夏でした。
皆さまのお住まいの地域、職場は大丈夫でしたでしょうか?

「想定外」「異常○○」―最近、こんな言葉をよく耳にします。
私たちを取り巻く環境が、私たちの予測を超えるスピードで
変化している現れなのかもしれません。

「当たり前」「常識」「通常」といった考え方に囚われがちな私たち。
本来は「予測可能」なものなどなく、常に変化することこそ「当たり前」で、
その変化を受け入れて今を懸命に生きることが大切なはずなのに。
自分や周囲の変化に敏感に、
そして、いつもと変わらないように見える今日を
「二度とやってこないかけがえのない一日」として大切に生きていこう―
改めてそんな風に感じさせられる夏でした。

さて、今月のキーワードは、自分の仕事の質を高めるために意識したい言葉、
『一意専心(いちいせんしん)
をお送りしたいと思います。  

『訓読みで「意を一にし、心を専らにす」―中国春秋時代の書、管子・内業より。
他のことは考えず、一つの事(自分のやりたいこと)に心を集中するという意。

「一意」とは、自分の考えや、やりたいことなどの目的として決めたこと。
「心」は感情のことを意味し、「専心」は、
迷いを起こす原因となる怒り、妬み、おごりなどの
感情に囚われずに、無心に謙虚に集中する様。

自分の決めた目的ややりたいと感じたことの為に、
余計なことを考えないで、ただひたすら、それに心を集中する。
その行動が大きな成果と真の幸福感を生み出す。

一つのことに集中し、夢中になって取り組んでいる時間がどれだけあるだろうか。
自分の仕事の「質」を最大限に高める活動をどれだけ真剣にやれているだろうか。
安易な妥協をせず、隣の芝に心を揺さぶられることなく、
今取り組んでいることに専心しよう。

「大きな成果」「感動する仕事」は、きっとこのような活動から生まれるはずだから。』

今、皆さんには無我夢中で真剣に取り組んでいることがありますか?
自分の仕事の「質」を飛躍的に高めるために、何を実践していますか?

先日、私の尊敬する恩師(前職の上司)と懇親の機会を持ちました。
現在の仕事の近況といった身近な話題から、
今後の日本や世界がどのような方向に向かうだろうといった大きな話題まで、
本当に色々と話が膨らみ、尽きず、とてもワクワクする時間を過ごすことができました。
その中で投げかけられたある素朴な問いが私の胸に突き刺さりました。


『ところで石月さんは、今の仕事の質、自分の強みを
圧倒的に高める活動はできている?』

確かに最近の自分を顧みると、
「○○事業に関わってみたい」
「○○という新しいサービスを立ち上げたら面白いのでは」など、
思考のベクトルが様々な方向に拡散傾向にあったと気づきました。

勿論、今の仕事の「質」を高める活動は継続しているつもりですが、
「圧倒的」にまで高める活動になっていたかというと疑念は拭えません。

可能性を限定せず、色々と「ありたい姿」を描くのはいい。
しかし、自分が心からやりたいと感じていること、
自分らしさや強みが発揮できるステージ、
今取り組んでいる大切な仕事、
これらを感動レベルに持っていく活動が
疎かになってしまっては本末転倒である―、

この業界に入って14年、独立して丸4年を迎えるタイミングで
大切な示唆をいただけたと感じました。

『自らの成長のために最も優先すべきは、卓越性の追求である。
能力は、仕事の質を変えるだけでなく、
人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味を持つ』

― P・F・ドラッカー(オーストリア 経営学者)

『サラリーマンに限らず、社会生活で成功するには、
その道でエキスパートになることだ。
ある一つのことについて、
どうしてもその人でなければならないという人間になることだ 』

― 小林一三(阪急グループ創業者)

「一意専心」―
夢中になって取り組みたいと想える何かを見つけよう。
今任されている仕事、自分が価値を発揮できる領域、
「あなたらしさ」を見つめ直してみよう。

そして、その自分の「コア(芯となるもの、強み)」を
圧倒的なレベルへ、ピカピカに磨き上げるのだ。

輝く「コア」があるからこそ、様々な分野へのチャレンジから得られる、
「見識や経験」「開発できるスキル」「獲得できる成果」も大きなものとなるはずだから。

安易な妥協をせず、自分の心のバーを上げ続け、
真摯に「一意」と向き合っていこう。

 
今月の言葉写真
 
今月の言葉

・2011年度バックナンバー

・2012年度バックナンバー

2013年度バックナンバー

2014年1月

2014年2月

2014年3月

2014年4月

2014年5月

2014年6月

2014年7月

2014年8月

2014年9月

2014年10月

2014年11月

今月のA+ワード


 
 

 

   「意味ある偶然」に気づくために意識したい3つの言動


   

このページトップに戻る
 

Copyright(c) 2011-2017 ACTIVE PLUS Ltd. Co. All rights reserved.