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今月の言葉
証は行動の中にあり
 
 

2019年3月―中旬以降、一気に小春日和となり、
東京でも早々に桜の満開宣言が出されました。
皆さま、もう「桜」は堪能されましたでしょうか。

“人”の動きが多いこの時期、
バタバタと心が落ち着かないことが多いからこそ、
心静かに四季を愉しむ時間を取ることが大切だと思うのです。

さて、今月の私のトピックスは大きく2つありました。
一つは「キューバ視察旅行」、
もう一つは「イチローの引退宣言」です。

「キューバ視察旅行」は9日〜16日の1週間、
尊敬する友人(同業)2人と共に行ってきました。
革命を経て世界のパワーバランスの渦に巻き込まれ、
昔と今が混在する社会主義国キューバ。

比較的身近に感じられる
欧米やアジアとは異なる雰囲気を体感し、
そこから日本や自分の仕事のあり方について
深めることができて、
多くの気づきと学びにあふれた旅となりました。

キューバの社会、人と触れ合う中で最も感じたのは
「人との心地よい距離感」です。
関心を持って気さくに話しかけてくるけど、
強引さやしつこさは全くなく、
適度で自然なコミュニケーションができるのです。

世界で指折りの人種差別が少ない国と言われているのも
頷けました。
日本の社会(組織)の閉塞感を打ち破るには、
この「心地よい距離感」が必要なのかも…そんなふうにも感じました。

2つ目のトピックス「イチローの引退宣言」。
同世代として、ニュースを観た時は衝撃とともに
「感謝と少しの寂しさ」を感じました。
職業柄も関係してか、
イチローのプレー・言動から
本当に多くを学ばせてもらえましたし、
勇気をもらえました。

「小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行くただ一つの道だと思っています」
―特に私の心に刻まれているメッセージの一つです。
異文化で過ごした体験からの学び、
節目と思える環境変化からの気づき、
改めてまだまだ自分には
「やれることがたくさんある」と強く感じた2019年3月でした。

そんな2019年3月のキーワードは、
リーダーシップの本質として意識したい言葉、
『証は行動の中にあり(あかしはこうどうのなかにあり)
をお送りします。  
                                                                                         
『 「証は行動の中にあり」―
“行ずれば証はそのうちにあり。
行ぜずして証は得ることなし”という禅の教えから。
「行動、実践」だけが生きていることを実感させてくれ、
事実としての結果(成果)をもたらしてくれる、という示唆。

当たり前だが、あれこれ考えているだけでは
何も変わらないし、成果も得られない。
むしろ考えすぎるほど、足が竦み、
行動にブレーキがかかるのではないだろうか。

リーダーシップの本質とは真に、
「行動」を源とした影響力の発揮にある。
変化の激しい今だからこそ、
「思考」より「行動」を優先していこう。
あなたが求める成果を得るために、
周囲にプラスの影響力を発揮していくために』

どんなに素晴らしい考え方、ビジョン、計画を
持っていても「行動」を伴わなければ
その実現はありません。

当たり前のことなのですが、
「思考」から「行動」への移行は
想像以上に難しいものですよね。

今月のトピック「キューバ視察旅行」での
エピソードを一つ紹介します。


5日間の視察スケジュールの後半に、
カリブ海の浜辺でゆったりと
心身をリフレッシュする時間を持ったのですが、
ある一人の女性の行動が
私たち3人に深い気づきを与えました。

その女性は白いワンピースを
身にまとった綺麗な方(おそらく旅行客)だったのですが、
その容姿以上に目を奪われたのは、
浜辺を歩きながら
ゴミを拾っている行為でした。

どんな考え方や気持ちからその行為に至ったのかは、
想像するしかありませんが、
「事実」としてのその行動を目の当たりにした時、
素直に素敵だなと感じたのです。

連日、組織開発やリーダーシップ、イノベーションについて
議論してきたことも影響しているかもしれませんが、
リーダーシップの本質をその女性の行動に観た気がしました。

そして、ただ浜辺に寝転んでボーっとしていて
(そういう時間も大切だと思いますが…)、
ゴミを見ても無関心で、
何の行動も起こさなかった
自分の感性に「マズい!」と強く思いました。

その後、私たち3人もゴミを見つけたら
拾うという行動を真似しつつ、
リーダーシップとは“行動の在り様”だと改めて感じたのでした。

『自分のできることをとことんやってきた、という意識があるかないか。
それを実践してきた自分がいること。継続できたこと。そこに誇りを持つべきだ』
― イチロー(日本・野球選手、メジャーリーガー)

『有益な結果をもたらす行動の前には、思想と理論が必ず存在する。
しかし行動はそれ自身、思想や理論よりも崇高なものである』
― ウィリアム・ワーズワース(イギリス・詩人)

「証は行動の中にあり」―
自分はどんな人間か、その答えはこれまでの選択と行動の
軌跡の中にあるだろう。
あなたの素晴らしい考えやアイデアは、
言葉と行動の両方で示された時、
強い共感を生むだろう。
あれこれ考えすぎて不安や疑心で心が曇ってしまう前に、
素直に一歩踏み出してしまおう。
失敗したら、また戻ってやり直せばいいだけのこと。
そんな「軽やかさ、しなやかさ」が大切なのだ。

自分のありたい未来を、
周囲とのより良い関係性を、
あなたの「行動」によって現実化していこう。

   
 
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