2019年1月―新たな年がスタートし、早1ヶ月が過ぎました。
皆さま、素晴らしい“はじまりの月”となりましたでしょうか?
今年は“平成”が終わる年。
“昭和”から“平成”になった時もそうでしたが、
元号が変わると、時代も大きく変わる気分になるのが不思議です。
時代の渦に巻き込まれるのではなく、
自分自身で自らを大いに変容させる2019年にしたいですね。
さて、今月とても驚いた出来事は、
「プロテニスプレイヤー大阪なおみ・
全豪オープン初優勝・世界ランキング1位!!」です。
私はテニスを見るのもするのも好きなのですが、
大阪選手のこの快挙は、
本当にめちゃくちゃ凄いこと
(男女通じ、アジア全体で世界ランキング1位は初!)
なので、思わず「うおぉぉぉ!」と声を挙げて
興奮してしまいました。
そして職業柄、頭によぎったのは、
2017年末からコーチとなった
サーシャ・ベイジン氏の素晴らしさです。
彼が大阪選手のコーチになった後の成績は
驚異的な伸びを見せていて、
世界ランキングは68位→1位、
全米・全豪オープン優勝など
信じられないほど高い成果を上げています。
大阪選手のポテンシャルと技術の高さは当然として、
それを引き出したサーシャコーチの
指導・アプローチにも注目が集まりました。
大阪選手が厳しい状況に陥ったとき、
叱咤や鼓舞ではなく、
客観的に状況を伝えて落ち着かせ、
「なおみなら大丈夫、できるよ」と
何度も前向きな励ましのメッセージを
一貫して送り続けたそうです。
身体や技術面の向上以上に、
メンタル面で強さと深みを増したことが
今回の偉業をなし得た最大の要因だったようです。
どんなメッセージを一貫して届けているか
―互いのポテンシャルを引き出し、
大きな成果を獲得するために、
改めて自分の言動を見直したいと感じました。
さて、2019年1月のキーワードは、
実行力を高めるために大切にしたい考え方、
『安心感のリーダーシップ(あんしんかんのリーダーシップ)』
をお送りします。
『 「安心感のリーダーシップ」―困難な問題や新しいチャレンジにも、
前向きに一歩踏み出そうという気持ちにさせてくれる、
温かなエネルギーのリーダーシップ。
リーダーシップとは、
実現したいビジョンを示し、
その方向へと周囲を導き、共に歩むこと。
そんなリーダーシップを発揮しようとする際、
私たちは「魅力的でワクワクするビジョンの設定」ばかりに
意識が向きがちだが、
実は「どのように周囲を巻き込むか、導くか」という働きかけの
スタイルも非常に重要であることを肝に銘じたい。
あるべき論と危機感を煽る、
強いプレッシャーからみなぎるパワーは生まれない。
感謝と敬意、信頼をベースにした働きかけこそ、
真の実行力を引き出すのだ』
皆さんご自身、そして共に働く仲間たちは
今、どんな気持ちで仕事に取り組んでいますか?
>>「「安心感」を醸成するための3つの働きかけ」など続きはこちら
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